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2010. 06. 07  
今週末(6/11),横浜みなとみらいホールで
クリスチャン・ツィメルマンのピアノ・リサイタルがある.

2010年5月13日の武蔵野市民文化会館を皮切りに,
2010年6月12日の所沢ミューズまでの1ヶ月間,
ショパンのピアノ・ソナタ2,3番をメインに据えたコンサートツアーで
ツィメルマンは日本に滞在している.

ツアーの曲目はAプログラムとBプログラムの2種類あって,
最後の1曲がAプログラムは「舟歌 Op.60」,Bプログラムは「バラード4番 Op.52」になっている.

Bプログラムは,日本公演の最後から2,3,4公演だけで,
それ以外はAプログラムになっている.

ツィメルマンを知っているヒトには説明不要だが,
1975年のショパンコンクールの優勝者で, 
1985年にショパンコンクールでソナタ賞を設立しています.


以下,引用です.

ピアニストの素顔: ≪究極のショパン≫クリスチャン・ツィメルマン【2010年05月20日】
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ショパンのピアノ・ソナタ第2番、第3番はこれまで何度となく録音を行ってきた。数カ月前にも収録を終えた。しかし、いまだその結果に満足できず、世には送り出せない。レコーディング・スタッフには申し訳ないと思いながらも、妥協はしない。
「このソナタは私にとって非常に大切な作品。長年弾き続けてきた愛奏曲です。でも、まだショパンの意図したところには近づけず、作曲家の魂を表現することができないのです。リサイタルで演奏するのは録音を残すこととはまったく異なる意味合いを持っているため積極的に舞台にかけますが、録音はまだリリースできないのです。今年のショパン・イヤーにはショパンを演奏する機会が以前にも増して多いですから、ソナタの演奏もより成熟度が増していくと思います。私はいつもこれらを1回1回死ぬつもりで演奏します。命を賭けて演奏する作品でなければ、私は弾くことはありません。だからこそ、すべてを完璧な状態に整えなければならないのです」
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ピアニストの素顔: ショパンの音楽を生きること【2010年04月21日】
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「今回はオール・ショパン・プログラムを組みますが、この後、私はしばらくショパンをお休みしようと思っているのです。日本の聴衆の方々に、私の弾く2つのソナタをお聴きいただけるのは、数ある機会の最後のひとつになるかも知れない。もう一度、日本でこれを演奏することになるかどうかはまだわかりません・・・・」。
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以上,引用終わり.

ツィメルマンにとって,ショパンのピアノ・ソナタは非常に思い入れのある曲のようで,
日本で彼の演奏を聴けるチャンスに巡りあえて,幸せな気持ちでいます.
このコンサート前の状態が好きです.
体調を整えて,わくわくしながら待っている状態っていいですね.

また,ピアノ・ソナタ以外の曲目も非常に魅力的です.

プログラムA
ショパン:ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」 
ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60

プログラムB
ショパン:ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」 
ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 
ショパン:バラード第4番 ヘ短調 Op.52

ツィッメルマンを知らない方は,
バラードやショパンのピアノ協奏曲のディスクを聴くことをオススメします.
非常に曲の内面をとらえたロマンティックな演奏を聴くことができます.

また,タイプの違った演奏としては,ポリーニによるショパンのパラードもオススメです.

【追記】
生演奏はそのときだけのものです.
例えば,過去の亡くなってしまった演奏家の演奏は録音では聴くことができます.
しかし,生での演奏は同時期に生きていて,その場にいあわせたヒトでないと,
聴くことができません.

私の好きなピアニストに,
  「サンソン・フランソワ(1924-1970)」
  「アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)」
  「スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)」
  「ウラディミール・ホロヴィッツ(1903-1989)」
  「クラウディオ・アラウ(1903-1991)」
  「アルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)」
  「ヴィルヘルム・バックハウス(1884-1969)」
などがいるが,彼らの生演奏はもうけっして聴くことができません.

そのようなことを思うと,「クリスチャン・ツィメルマン」のような
ピアニストと同じ時代を生きていられてよかったと思います.
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