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2010. 08. 16  
昨日(8/15),ミューザ川崎シンフォニーホールであった
「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2010」のコンサートを聴いてきた.

曲目は,
  ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
  ラヴェル   ピアノ協奏曲 ト長調
~休憩~
  ベルリオーズ 幻想交響曲
  ベルリオーズ ラコッツィ行進曲【アンコール曲】
だった.

コンサートの開始は午後3時だったが,公開リハーサルが午後12時からあった.
公開リハーサルは,自由席だったため,自分が取ったチケットの座席以外の座席で聞いてきた.

  ミューザ川崎シンフォニーホールは音響効果がすばらしく,
  生演奏がどの座席にいても程よく聞こえるホールと言われているよう.

  サントリーホールのように,ステージを囲むように座席が配置されていて,
  座席数は2000席クラスの大きなホールなのだが,座席とステージの距離が近く,
  比較的遠めの座席のヒトでも,それほどステージから遠くない.

公開リハーサル前半(ドビュッシー/ラヴェル):2C(2階席正面/指揮者の右手側)
公開リハーサル後半(ベルリオーズ):2LA(2階席ステージ脇/指揮者左手側)
本番:P席(ステージ奥/指揮者の正面)

公開リハーサルでは自由席のため,
ホールのいろいろな場所を歩いてみた.
気になったのは,床が傾いていること.
これは設計上,意図的にやっていることなのだが,
平らなものだと思っていた床に勾配があると
足腰の弱いヒトには負担があるかもしれないと思った.


公開リハーサルの前半で座った2階席正面の座席では,
各楽器の音が届かなかったり,反響過多になることなく,ストレートにすっきりと聞こえた.

  コンサートホールで音楽を聴く時は,
  すべての演奏者の姿が見える位置に座った方が, 
  音もよく聞こえるのではないかと個人的には思っている.

  この考えがあっていれば,
  ステージよりも低い位置で聴くことになる1階席より,
  オーボエやフルート,トランペットやティンパニーなどの姿も十分見える
  2階席の方が音が良いのではないかと思った.

公開リハーサルの後半で座った2階席ステージ脇の座席では.
2階席正面と違い,演奏者との距離がより近くなった.
ステージ脇の座席なので,演奏者が見ている譜面が見えたり, 
2階席正面ではよく聞き取れなかった指揮者が指示する声がより聞こえやすくなった.

音の聞こえ方の点で,ステージ脇は,
2階席正面では,指揮者の位置で収束して広がっていた音を聞いていたが,
各楽器の音が混ざる前の音がよくわかり,各楽器の音の出所がよくわかった.

ベルリオーズの幻想交響曲の第3楽章「野の風景」で,
ステージ袖の扉が開いているのが見え,ステージ上とステージ袖のオーボエが
掛け合いをしているのを見ることができた.
このように演奏しているのが分かるのも,CDで聴くだけではなく,
生演奏に接しているから分かることだと思う.

ただ,ハープやディンパニーの演奏者が死角に入ってしまい,
これらの演奏者の姿が見えないため,音ももしかしたら
良くないかもしれない.


本番で座ったステージ奥の座席では.
演奏者が見ている客席と同じ風景が見える.
ミューザ川崎シンフォニーホールは左右が非対称になっているため,
ホールの構造やお客さんの入り具合がよくわかる.

ベルリオーズの幻想交響曲の
第3楽章「野の風景」では,指揮者の右手側のステージ脇でオーボエの演奏していたり,
第5楽章「ワルプルギスの夜の夢」では,指揮者の左手側のステージ脇で鐘を鳴らしている.

第5楽章の鐘を鳴らすときは,ティンパニー奏者が移動していた.
(第3楽章のときは,演奏者が移動してなかったと思う.)
こんな姿に気づいたりできるのも,この座席ならではなのかも.

また,指揮者のスコアも見えた.
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調では,楽団員が大きなスコアなのに,
指揮者のスコアは非常に小さく,ページをめくる頻度が高かったように思う.

ステージ奥の座席はP席と言われていて,音が良くないと一般に言われているが,
ドビュッシーとラヴェルのピアノ協奏曲,ベルリオーズの交響曲を聴いたが,
音が良くないという印象はなかった.
ミューザ川崎シンフォニーホールは,客席の周囲に反射板が張り巡らせており,
ステージの上部にも大きな反射板がある.これらの効果のためか,
直接音がなく反射音ばかりで音が聞こえて,
バランスやタイミングがおかしいということはなかった.
印象としては,若干,鋭さやパンチに欠ける音だったかもしれないが,
とはいえ,ベールに包まれているように音が変に柔らかくなって聴こえていた訳ではないと思う.


このコンサートイベントは,
最高でもチケットの値段が3000円と非常に安く,
音響的に非常に良いコンサートホールで,
良い演奏を聴くことができるので非常にオススメだと思う.

今回は,このホールで主に演奏している東京交響楽団の演奏を聴いたが,
このコンサートイベントでは関東にある複数のオーケストラの演奏を聴くことができる.
オーケストラにはそれぞれに特色があると思うのでオーケストラに興味をもったり,
演奏を聴いて,曲目や作曲者に興味を持つ機会になりそう.


個人的には,ドビュッシーとラヴェルはよく聴いていたので,問題なかったが,
ベルリオーズは予習のかいなく,意識を失ってしまった部分があった.

曲の構造を理解のは難しくてできないと思うので,
どこか一部分でも良いので,いいな,面白いなと思える部分があれば,
眠らずに集中力を維持できるのではないかと思った.
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